なのはなテレビ

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お伊勢参りはバスの旅

今回のお伊勢参りは、新宿から夜行バスを利用しました。
初体験です。
できたばかりのバスタ新宿は、乗客で大混雑でした。夜行バスの人気がすごいってことですね。ジェットスターなどのLCCも大人気ですが、もっと手軽なバスはLCC以上に混み合っているのを実感しました。その人気に対して、待合室の椅子がすくないし、せまい。もっとゆとりを持って設計できなかったのでしょうか。目当てのバスが到着するまで、立ったまま待たされるなんて、どうかしています。空港並にゆったりと待てるスペースを作ってほしい。
それから、インフォメーションがわかりにくく、どの乗り場に行けばいいのか不安だらけでした。わたくしの目的地は「伊勢市駅」なのですが、バスの行き先は「三重」になっているので、このバスでいいのかどうか係員に訊かなければ安心できませんでした。飛行機と違い、バスは途中でも停まるから最終目的地の表示に慣れるには乗客のスキルアップが必要なのですね。
今回わたくしが乗ったバスは座席指定はできません。乗り込む際に、係員に座席番号を告げられます。窓側、通路側、通路を隔てて通路側、窓側のいわゆる4列シートのバスでした。この構成のバスは失敗でした。わたくしは往復とも窓側を指定されてしまったので、休憩のたびに通路側のひとに断って席を立たなければなりませんでした。通路側のひとが休憩時に席を立つタイプのひとならいいのですが、どっかりと座ったままだと、いちいち「すみません」と声を掛けて、わざわざ立っていただかなくてはいけませんでした。とくに、夜行なので、隣のひとが眠ったままだと、恐縮してしまいます。
これからは3列シートのバスにしようと強く決めました。
バスタ新宿を夜中の12時に出発し、翌朝の9時ちょっち前に伊勢市駅に到着しました。
道中はすこしは眠れましたが、シートはせまいし、2時間おきくらいに休憩になるので、ほとんど眠れませんでした。わたくしは夜行列車に乗ったことはありませんが、夜行列車のほうがもっと熟睡できるのじゃないでしょうか。特に4列シートの夜行バスは、隣のひとが気になってしかたがありません。これから夜行バスデビューするひとは、4列シートの夜行バスだけはよしたほうがいいです。すこしくらい高くても3列シートで、トイレが付いているものをおすすめします。途中休憩がすくなくなるから。

こんど、青森に行かなくてはなりません。夜行バスで。4月5月の青森はまだ寒いからやだって言ったのですが。
三内丸山遺跡に行かされることになりました。ぜったい雪が降っているとおもう。
「行ってもいいですけど、斜陽館見てきていいですか?」
「それは津軽だろ」
「同じ青森じゃないですか。あ、そうだ、竜飛岬も見てみたいなー。あ、そうそう、六ヶ所村も取材したいんですけど」
「行きたきゃ自腹で行け。休暇でも取って」
「あ、そうですか。ふーん。いいんですね。じゃあそうしますからね。それから、はやぶさで行きますから」
「だめだ。バスで行け。これは業務命令だ」
「いやです! はやぶさグランクラスじゃなきゃ行きません!」
「それが通ればおれが行くよ…」

……… (T_T)

3列シートの青森行きのバスがありますように。