なのはなテレビ

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本土最南端を目指す旅

3月は春の垂水を満喫。そして今回は、新緑の5月、南大隅町を訪れました。
以前から行ってみたかった九州本島最南端「佐多岬」を目指す一泊二日のプチ旅です。
意外と充実した観光ができました。

花瀬自然公園

約二キロの長さに及び川床が岩の浅瀬になっています。雨天だったせいか流れは急でしたが、晴れていたら川遊びにもってこいの場所だとおもいました。



珍百景コレクションに登録されたという蛇口。

さたでい号



海が荒れているため欠航です。乗りたかったのですが…


おもっていたよりかわいい船です。このサイズだと、荒れた海に出るのは危険ですね。

防波堤のないところでは、これくらい荒れていました。

佐多岬


北緯31度線を越えました。
岬から戻るとき、ちょうどこのあたりでまだ子どものイノシシが、道路をうろついているのに遭遇。うり坊ではなく、かといってまだ成獣にもなっていない、柴犬くらいの大きさです。たぶん、夕方になれば車はこないだろうとおもって油断していたのかもしれません。車に気づいてあわてて道路脇に逃げ込むイノシシたち。この場所には三頭いました。道ばたからこちらの出方をうかがうイノシシ。車を停めてしばらく見つめあったあと、写真を撮ろうとキャメラを向けたとたん、奥へ逃げていってしまいました。その場所からしばらく行ったところで、また道路でうろうろしてる一頭のイノシシを見つけました。もう今度は驚きません。またいたよ、って感じで。たしかに、道中見かけた看板には、サルにエサをやらないで、と書かれていました。サルがいるくらいなのですから、イノシシがいてもおかしくありません。

ここに来るまでの途中、道路にこのガジュマルの気根が垂れ下がっていて、とても気味が悪かった。まさに、ジャングルの中を走っているような気分でした。

御崎神社


ご祭神は伊邪那岐命伊邪那美命、そして、綿津見三神住吉三神。交通・航海の安全、五穀豊穣、商売繁盛、さらに縁結び、安産の神さまとして崇敬を集めているそうです。最近のブームだと、やはり縁結びが人気の的みたいです。
ただ、訪れたのが小雨模様で、夕方だったせいもあるかもしれませんが、ちょっち雰囲気が怖かった。わたくしひとりだけだったのです。きれいに手入れされている神社さんですが、周囲がジャングル状態なので正直ぞぞぞっとしました。

明治4(1871)年、イギリス人の指導の下、建設された灯台。もちろん現在の灯台は代替わりしています。昭和60年までは有人でした。こんな厳しいところで仕事をするのはたいへんなことだったとおもいます。

駐車場からここまで約600メートル。アップダウンの道のりを踏破してついにたどり着きました。本土最南端の地、佐多岬展望台跡地。老朽化した施設を取り壊し、現在再整備が進められているそうです。新しく生まれ変わった展望台ができたら、また訪れてみたいです。

ホテル佐多岬


今夜の宿泊客は、わたくしのほか、熟年ご夫婦のひと組だけ。ゴールデンウィーク後の平日とはいえ、完全に赤字ですよね。