オーディオ小僧の食いのこし
オーディオ小僧の食いのこし
オーディオ小僧の食いのこし (AUDIO BASIC MOOK21)
- 作者: 牧野良幸
- 出版社/メーカー: 共同通信社
- 発売日: 2009/03/18
- メディア: ムック
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
オーディオ小僧はオーディオが大好き。
しかしミーハーゆえに本格的なマニアにはなりきれないのが哀しいところ。いつまでたってもオーディオの美味しさを追及(原文ママ)しきれない小僧なのです。
「オーディオ小僧の食いのこし」は、そんな小僧の数々の食いのこし(悔いのこし)を描いた、オーディオクロニクルです。
60年代、著者がまだ小学生だったころオーディオに目覚めて以来、平成のいまに至るまでのオーディオ道を、独特のイラストと共に楽しいエッセイでつづった本です。牧野さんは58年生まれですから、その前後にお生まれのかただと、相当なつかしく読めるのではないかと思います。うちは、父がジャズ好きだったこともあって、子どものころにああいう大きなステレオを見た記憶があります。わたし自身が音楽を聴くようになったのは、CDラジカセとウォークマンでしたが。ですからこの本を読むと、オーディオ道の奥深さにつくづくと感心いたします。わたしなど、音が出て聴ければいいじゃん、とまったく頓着しないので。