なのはなテレビ

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オーディオ小僧の食いのこし

オーディオ小僧の食いのこし

オーディオ小僧の食いのこし (AUDIO BASIC MOOK21)

オーディオ小僧の食いのこし (AUDIO BASIC MOOK21)

先日ご紹介した牧野良幸さんがおもしろかったので、もう一冊買ってみました。

オーディオ小僧はオーディオが大好き。
しかしミーハーゆえに本格的なマニアにはなりきれないのが哀しいところ。いつまでたってもオーディオの美味しさを追及原文ママしきれない小僧なのです。
「オーディオ小僧の食いのこし」は、そんな小僧の数々の食いのこし(悔いのこし)を描いた、オーディオクロニクルです。

60年代、著者がまだ小学生だったころオーディオに目覚めて以来、平成のいまに至るまでのオーディオ道を、独特のイラストと共に楽しいエッセイでつづった本です。牧野さんは58年生まれですから、その前後にお生まれのかただと、相当なつかしく読めるのではないかと思います。うちは、父がジャズ好きだったこともあって、子どものころにああいう大きなステレオを見た記憶があります。わたし自身が音楽を聴くようになったのは、CDラジカセとウォークマンでしたが。ですからこの本を読むと、オーディオ道の奥深さにつくづくと感心いたします。わたしなど、音が出て聴ければいいじゃん、とまったく頓着しないので。