なのはなテレビ

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東京駅


サンライズ出雲は通勤客でごった返す東海道線9番ホームに入線します。
線路を隔てた向かい側が東京上野ライン下りのホームで、わたくしはいつもあちら側から指をくわえてうらやましくおもっておりました。あれに乗って行きたい、あれに乗って行きたい…と。

そんな憧れの的だったサンライズ出雲が入線してきました! 堂々としています。

行き先表示板はまごうことなき、出雲市です。ああ、これ。いまから、これに乗れるなんて〜


今夜だけのわたくしのお部屋です。B寝台シングル個室。サンライズ特急の中でいちばんオーソドックスなお部屋です。
2階のお部屋です。天井の4分の1くらいまで大きく窓が開いています。夜行なのであまり意味がありません。身長157センチのわたくしには十分すぎる高さですが、男性だとどうかしら。頭がつかえてしまうのではないでしょうか。まあ、寝台列車ですから立つことは想定外なのでしょう。
部屋に入った瞬間、薬品臭がしました。想像ですが、燻煙剤のようなものを使っているのではないでしょうか。ダニなどの害虫防止のために。気になるのは最初だけでのちのち気にならなくなりました。
サンライズ出雲は折り返し運転ではなく、車庫から回送されてきますから、入念な清掃がされています。ベッドメーキングもきっちりと清潔にされており、前の人の痕跡はまったくありません。
肝心のたばこ臭ですが、残念ながら古いビジネスホテルの部屋に泊まったような臭いが残っていました。禁煙ではない古いビジネスホテルの部屋の臭い。煙草を吸う人には気にならない臭いだとおもいますが、たばこを吸わないわたくしには慣れるまでけっこう気になりました。それからこれが重要なのですが、車両全体にたばこの煙が漂っています。部屋のドアを開けっぱなしでたばこを吸う人もおり、その煙がドアの隙間から内部に侵入してくるのです。せめてドアだけは閉めて吸ってほしいのですが。喫煙車両なので文句はいえません。
これからは絶対に! 絶対に禁煙車両に乗ろうと固くこころに決めました。


枕元にあるパネルで、部屋の照明や空調の調整ができます。
一番下のつまみでヒーターの調整ができるみたいなのに、MAXにしてもぜんぜん暖かくなりませんでした。
薄い毛布が一枚備わっていますが、寒くてしょうがなかった。ヒーターはまったく効きません。時期によるのかしら。9月はまだまだ冷房時期なのかしら。