なのはなテレビ

ここは、しづはのブログです。

家族旅行

お正月気分もそろそろ落ち着いてきたころ、ひさしぶりに家族そろって温泉旅行をしてきました。
訪れたのは、霧島温泉。わたくしのお気に入り。
千葉から鹿児島は、意外と近いのです。成田から飛行機に乗れば1時間40分くらいで鹿児島に着きます。空港から車で30分くらいでもう霧島温泉ですから、東京から箱根や熱海に行くのとあまり変わりません。飛行機は速いですね。


昨年の秋、わたくしが落ちた側溝です。人が落ちるはずないだろうというご意見がありましたので、この証拠写真でご確認ください。これだけの幅があるんですよ。しかも路側帯からごくわずか。足を踏み外すのももっともだとおもいます。この日は水が流れていませんが、わたくしが落ちた日は雨が降っており、水がざあざあと流れておりました。
クルマから降りて写真を撮っているわたくしを、瑠璃が不思議そうに見ていました。内緒にしていても、こうしてブログに書いている以上、いずれ知られてしまうので、正直に告白しました。
「ばかじゃないの?」
そう冷たく言い放たれることを覚悟していたのに、案に相違して瑠璃はとても心配そうに
「ママだいじょぶだった?」と言ってくれました。クルマを停めて降りてきた同居人が「ここに落ちてひっくり返ったんだよ」と説明するとビックリしていました。
「どうして落ちたの?」
「夜道で真っ暗だったからね。山の夜道はほんとに真っ暗なのよ」
「どうして夜なのにこんなところを歩いていたの?」
「あ、それはね、さっき見た滝が、ライトアップされているって聞いたからそれを見に来たのよ」
「ふうん」
今夜も夜の丸尾滝ライトアップ見物に出かけてみようかしらと一瞬だけ考えました。娘に真の闇を見せてあげたいと。でも、また事故に遭ったりしたら取り返しがつきませんので、それはやめておきました。
あの日の夜はいま思い出しても怖かった。握りしめながら歩いていたお気に入りのエルメスのハンカチを、落ちた拍子に流してしまったのが悔やまれます。


いやしの宿松苑さん。今回もお世話になりました。

貸し切りができる家族風呂。おとなふたりが優に入れます。2階と3階にひとつずつあります。部屋数がわずか十室なので、あいていることが多く、存分に楽しめました。源泉掛け流しの硫黄泉です。窓をあけると、噴気が見えます。宿のすぐ隣にも源泉がわき出していて、周囲いたるところで噴気がもうもうとしています。地球って熱い星なんだなと実感します。


そのへんで穴を掘れば、すぐ温泉がわき出すのじゃないかしら。しかもけっこう熱いです。湯気だけでアチチでした。ふつうにあちこちから温泉がわいています。量がすくないからお風呂に使うのはたいへんかもしれませんが、これだって地道に引いてくれば、お風呂に使えないことはないはず。なにしろ24時間わき放題なのですから。
温泉って、自宅の敷地にわいていれば、自由に使っていいのでしょうか。温泉法をちょっち調べてみたくなりました。

夕食は、このまえとおなじように部屋でいただきました。
食べ切れない量が出ました。わたしも同居人もいい年ですし、最近の瑠璃も小食なほうなので、食べ切れなくて残してしまいました。デザートにイチゴが出たのですが、それすら食べられません。旅館って、なぜこんなに大量の食事を出すのかしら。
翌日の朝食は、1階の宴会場所に変わりました。以前は部屋食だったのですが、なにかの理由で変更になったみたいです。これは大歓迎です。ほかの部屋のお客さんたちと顔を合わせながらでも、朝食は食事処でいただくほうがぜったいにいいから。