駅
昭和56年度芸術祭参加作品(1981年)。
「夜叉」より4年前になります。
舞台は北海道。
最初のシーンは1968年。メキシコオリンピックを目前に控えています。メキシコでオリンピックが行なわれていたことにまずびっくりしました。
円谷選手が自殺した事件が織り込まれていました。遺書が朗読されるシーンで、もう涙が溢れてしまいます。
ずっと前にテレビで見た気がしますが、ぜんぜん憶えていませんでした。根津甚八さんが好きだったので、それで見たのかもしれません。ストーリーはまったく記憶に残っていません…
次のシーンは八年後の1976年。妹(古手川祐子さん)の結婚式。
そして最後は1979年。
随所に昭和の香りがたちこめています。
冬の増毛町の居酒屋での、健さんと倍賞千恵子さんのやりとりが、すてきです。
「いっぺん見れば忘れないよ、いい女」
健さんも、こんなふうに女性をおだてるんですねー。
そのあと、健さんとデートする倍賞千恵子さんが、かわいいです。いつも寅さんの「さくらさん」で見せるいい妹役しか見たことがなかったから、意外性にびっくりです。
紅白歌合戦が第30回ですって。この作品、年末に見るのが似合ってますね。
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