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航空科学博物館見学記

平成26年3月9日(日曜日)啓蟄も過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日がつづきますね。
このまえ、空美宣言をしたことですし、飛行機のことを勉強したくなったので、成田国際空港のそばに建つ公益財団法人「航空科学博物館」へ行ってみました!
場所は千葉県山武郡芝山町岩山111-3
わたしの家(松戸市)からは高速を使わずひたすらクルマで下の道を、およそ1時間30分くらいで到着。もちろんわたしは後ろのシートでぐうぐう寝ていました。

↑航空科学博物館

↑エントランス 建物外の広場にもさまざまな飛行機が展示されています。

ハッピーフライトの撮影で実際に使われたB747-400のセットがありました! 左右シートの天井に出演者さんのサインが! 見えますか? 左側が田辺誠一さん、右側が時任三郎さんでしょうね。

↑台本もありましたよ

↑こちらはシンガポール航空で1980年から使われた本物のB747-212Bの機体、コックピット。前方左側が機長、右側が副操縦士、手前右に機関士。当時はまだ航空機関士(Flight Engineer)が必要な三人体制だったそうです。

↑FEさんの受け持ち。スイッチだらけです。なにがなんだかわかりません。気が遠くなりそう。

↑機長席。アナログ計器ばかりですが、これで飛んでいたなんてすごいわあ。これもジャンボジェット機だったんですね。B747-400のコックピットとはぜんぜんちがうけど。
でも、基本は同じなのですって。水平儀、高度計、速度計、そして方位計。電子表示化された新型コックピットにも、必ずバックアップとしてこれらの計器がアナログとして設置されているのだそうです。なのでアナログは基本なのですね。

5階展望展示室からはA滑走路34Lが望めます。朝のうちは34Lから離陸していましたが、昼過ぎから風向きが変わったため、反対側の16Rからの離発着になりました。離陸していく飛行機が見られるようになりました。着陸も同じ方向からになりましたが、着陸後は途中から誘導路に曲がってしまうので、こちらまで来ることがありません。午前中、34Lから離陸していたときは、順番待ちの飛行機がこちらを向いてお行儀良く並んでいる状態を眺めることができました。(手前に写っているANAカーゴ機はずうっとここに停まっていました。駐機中)
5階展望室は、リアルタイムの解説付きなのでとてもおすすめです。解説員のかたが、双眼鏡で飛行機を見ながら、いままさに離陸しようとしている飛行機の解説をしてくださるのです。離陸のあいまにも、さまざまなうんちくを語ってくださるので、飽きません。これ、お金払ってもいいくらいです。正直、この解説を聞きながら飛行機を眺めるために、入館料500円を払っても惜しくありません。この解説を聞くためなら1000円でもいいくらいです。

JALB787です。なかなかうまく撮れません。早く乗りたいです。

↑この主翼のシルエットが787の美しさですね。787は見分けがつくようになりました(^-^*)

博物館の敷地内には「大地の歴史館」があります。とてもちいさな建物で、ほとんどのひとは気づかずに帰ってしまうとおもわれますが、わたしにとってはこちらのほうが衝撃的でした。
成田空港に行くたびに疑問に感じていた、どうしてここだけ警備が厳重なの? その答えがこちらにありました。わたしはなんにも知らなかった。成田空港の忘れてはいけない歴史がさりげなく展示されていました。このつづきは、別のスレッドで―