なのはなテレビ

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コルテオ

いよいよ東京最終公演となったコルテオを見に行ってきましたーー♪
去年のうちから予約していたので、今回はとってもいい席をキープできました。ステージから8列目の正面。近すぎず、遠すぎず、ぜんぶがよく見えてもう最高です。2008年の大晦日に見た「ZED」に比べると、小屋がちいさめなこともあり、ステージと観客との距離がちかく、より一体感が増したような気がしました。まぁ、「ZED」は常設シアターですから、くらべたらいけないのかもしれないけど。
あのときも瑠璃を連れていきましたが、こんども学校を休ませて連れていきました。賛否両論あると思うけど、いまじゃなくちゃできない大切なことってあると思うのです。こどものときから本物を見せてあげたい。できるだけいいものにふれる機会をたくさん設けてあげたい。一年で瑠璃もおどろくほど成長して、親のわたしがびっくりするくらいいろんなことがわかってきて、つくづくとこどもって見ていて飽きません。
場所は渋谷・原宿っていうか、明治神宮の近くで、代々木公園の中になるのですか。そこに立派な期間限定のテントが張ってあるんですね。お客さんはどれくらい入るのかしら、5000人くらい入れそうな感じ。もちろん満席です。すごいですよね、1公演5000万円? 一日2回が基本だから1億?… ついついいやらしいことを想像してしまいました(^_^;)
お昼の公演だったので、終わってからもまだまだ時間があります。そのあとわたしたちは、お隣にあるNHKスタジオパークへと脚を伸ばしました。一般200円、高校生150円、中学生以下は無料という料金設定に感激!! 家族連れで行ってもタダみたいなものですね。公開放送はしていませんでしたが、龍馬伝をプッシュしているコーナーが充実していて、けっこう楽しかったです。うちのテレビはいまだにハイビジョンじゃないのだけど、ここはさすがにNHKだけあって、そこらじゅうの壁に大型ディスプレイがかかってて、それがみんなハイビジョンなんですね。龍馬のシーンなどもハイビジョンで見るとびっくりするくらいきれいで、うちのテレビもそろそろ買い換えようかしら…などと洗脳されてしまいそうでした。
いろんな体験コーナーもあって、むかしのラジオの効果音はこういうものを使って出していた、なんてことを実際におなじ道具を使って音を出してみたり、アニメに合わせてアテレコできたりして、声優さん気分を存分に味わえたりと、200円でこんなに遊べていいのかしらと思いました。瑠璃といっしょにアテレコするシーンでは、いっしょうけんめいに画面に合わせて台本通りに話そうとする瑠璃と対照的に、アドリブでへんなセリフばっかり連発するわたしに、瑠璃がぶち切れて、後ろで見ている人たちに大笑いされてしまったり…
朝のNHKニュースを読むアナウンサーの疑似体験ができるコーナーもありまして、団体さん向けなのかもしれないけど、ちょうど小学生の社会科見学なのかしら、50人くらいの小学生が集まってました。千葉の横芝から来ているそうです。アナウンサー役に抜擢された男のこが、デスクに座ってニュース原稿を読んでいます。NHKの朝のニュース番組でよく見る、あのアナウンサー役の体験ができるんです。インストラクターの女性がきめこまかく指導してくださるのですが、そこはほら小学生だし、目の前には同級生たちがいっぱい集まって見ているし、とっても緊張しています。見ているほうはもう大爆笑の嵐です。ちょっとした練習のあと、いよいよ本番。左右にある大型モニターに、まさしく本物そのもの(NHKですからね♪)のニュース番組が始まりました。ただ、映っているアナウンサーは挙動不審な緊張しまくりの小学生w たどたどしくニュース原稿を読む姿も大爆笑です。数分で終わるのですが、終わりの画面もふだんわたしたちがNHKニュースで見慣れているあの画面そのもの。ただアナウンサーが、目が泳いでいる小学生というだけですw これはすごい体験ができると思いました。こういう体験をしたり、見たりした小学生たちの何パーセントかは、きっと将来アナウンサー志望になったり、放送業界に就職したりするのじゃないでしょうか。見学コースの中には、じっさいのスタジオを上から見られるところもあり、オンエア中のドラマのセットを天井から見ることもできます。あいにくと撮影中のセットはなかったんですが。
コースの最後に、めがね無しで立体視できるディスプレイを体験できます。5,6分の短い作品なのですが、たしかにめがねをしなくても3D効果が現れてて、ふんふんって感じ。ただ、見るポジションが一定じゃないといけないのがきびしいです。実用化しても、正面で見ないときれいに見えないのじゃちょっとね。っていうか、3Dってたしかにインパクトはあるけど、かならずしも立体で見たいものがあるかどうかといわれたら、わたしはあんまりないような気がしてなりません。「未来少年コナン」の三角塔の地下で、ラオ博士がコナンとラナに見せたあの立体映像みたいに、ラナがびっくりして泣きだしてしまうほど自然にあたりまえに見えるような技術ができたならもしかすると、って思うのだけど。ただ、そこに至る技術の前哨みたいなところはありますね。