なのはなテレビ

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ボイスレコーダー

片平なぎささんといえば、4年くらい前にテレビドラマで見た「ボイスレコーダー・ジャンボ機墜落20年前の真実」での演技が印象的でした。
1985年8月お盆の時期に、日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落しました。日航123便、その機長を務めたかたの奥さま役を演じていらっしゃいました。さいわい、わたしのパソコンに録画されていたので、見直してみました。もう、涙がとまりません。この事故では520名という人々が死んでしまったのに、運輸省日航ボーイング、結局だれも責任をとらなかったのですね。

↑コックピット内で交わされる緊迫した会話… 思わず耳をふさぎたなります。ドラマでも再現されていたけど、こうして聞くと、どうしてこの飛行機が落ちなければならなかったのか、と強い疑念を持ちます。

↑フライトシミュレータを使って再現されたJAL123便の事故の様子。コントロールできない機体を必死に操縦しようとしていたクルーたちが、どれほどたいへんだったか、そして乗っていたお客さんたち味わった恐怖が筆舌に尽くしがたいものであったか、考えるだけでも胸が痛みます。

↑これは飛行機がどのように飛ぶのかを解説してあり、わたしのような素人にも空を飛ぶことのむずかしさがわかるようになっています。人間でいえば神経系統ともいえる油圧回路がまったく失われてしまった飛行機は、どういった挙動をとるのかがわかると、ほんとうに機長をはじめとするクルーのみなさまの必死の操縦がひしひしと伝わってきます。