なのはなテレビ

ここは、しづはのブログです。

タスポ

コンビニのレジの横に置かれていた封書に、目がとまりました。
それにはこう書かれていました。

たばこ自動販売機では、「taspo(タスポ)」が必要になります。
たばこのための成人識別カード
taspo(タスポ)」のご案内

中にはそのカードの発行申込書が入っているみたいです。
わたしはタバコ吸いませんから、タバコの自動販売機がどうなろうと知ったことじゃありませんが、いったいどういう仕組みになるのだろうと興味心から一通いただいてきました。
内容を読んでわかったことは、2008年から順次、タバコの自動販売機はこのカードがないと買えないようになるらしいということ。このカードを手に入れるには、あらかじめ本人確認書類と顔写真を添付して、申し込んでおかないといけないということです。発行手数料と年会費は無料だそうです。
よく読んでみたのですが、抜け道がありそうで、有名無実しそうな気がします。
まず、本人確認書類は、住民票でOKです。次に、顔写真ですが、性別とだいたいの年齢さえあっていればだれの写真を使おうがチェックしようがありません。郵送ですから。つまり、親や兄弟の住民票を使って、それっぽい顔写真を貼って送れば、カードが発行されてしまうじゃありませんか。郵送なのに顔写真を添付する必要があるのでしょうか。というより、顔写真を添付するなら、郵送はまずいのじゃないでしょうか? 免許証の手続きみたいに、その場で本人と写真を照らし合わせてチェックしないと意味がないのじゃないでしょうか。
いいおとなが本気で考えたシステムとは思えません。というより、抜け道を与えておいて、中高生にもこれまでみたいにタバコを買って欲しいという思惑でもあるのかなとさえ勘ぐりたくなります。