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最近、買った本…

  • 大人のための自転車入門(丹羽隆志・中村博司
  • 大人の自転車ライフ(疋田智
  • 自転車生活の愉しみ(疋田智

大人のための自転車入門

大人のための自転車入門

趣味悠々で拝見してから、丹羽さんのファンになりました。この本は、番組で解説していた内容を、さらにぐっと掘り下げて、詳細な写真入りで、初心者向けにわかりやすく丁寧に教えてくださります。特に中高年のかたが、無理なく自転車で楽しめるようにという方針で書かれています。主宰なさっているやまみちアドベンチャーに興味があります。

大人の自転車ライフ (知恵の森文庫)

大人の自転車ライフ (知恵の森文庫)

自転車生活の愉しみ (朝日文庫 ひ 16-1)

自転車生活の愉しみ (朝日文庫 ひ 16-1)

疋田さんの本、肩肘張らずに読んでいける、親しみ感あふれる文章が自転車の楽しさを教えてくださいます。それだけではなくて、いま世の中で自転車が抱える数々の問題点を指摘してます。車道を走るときの注意だとか、逆走・無灯火・二人乗り・信号無視などなどの、自転車乗りとしてそれはどうよ?というマナー違反だとか。反省の意味もこめてあらためて街中を注意深く見てみると、まず大人がそれらのルールを守っていないことに気づきます。たとえば信号を守るという点においても、自動車免許を持っている人でさえ、いったん自転車に乗ってしまうと平気で信号無視してしまうのはなぜでしょうか。母親が前を走って、小学生くらいの子どもが後ろから付いて走っている場合でも、母親は平然と赤信号を無視してしまうのです。母親がそんなことをすれば、子どもだって「赤でも行っていいんだ」と思うようになるのは当然です。そこが問題ですね。なぜ、大人は自転車に乗ると交通ルールを無視してしまうのでしょう。やはり、免許制ではないということからくる気楽さが、平気で交通ルールを無視するということにつながっていくのでしょうか。
自転車に興味を持つようになって以来、街中で見かける自転車乗りさんのことを、いままでよりずっと関心を持って見るようになりました。ロードレーサークロスバイクなどの、ちょっとイイ自転車に乗っている人たちでさえ、道路の右側を逆走していたり、無灯火だったりして、わたしのような素人が見ても「危ないんじゃないの」と思うことがしばしばあります。
今後、ガソリンが1リッター200円を超える日が来るかもしれませんが、そうなるとますます自転車が見直されることでしょう。そうなったときに、自転車が乗りにくい世の中になってほしくありません。いろいろな規制や締め付けでがんじがらめになっていたら、いやです。そうならないために、いまこの時点で、自転車に乗る人の意識改革をしておいてほしいなあって思います。
それから、自動車を運転する人も、自転車に対する考え方を変えていってほしいと思いました。