なのはなテレビ

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千と千尋の神隠し

「せんとちひろのかみかくし」で変換したら一発でOKだったATOK15。やるね(ニヤリ)
それはさておき、いまごろになって、やっと見ました、これ。
ジブリ大好きのわたしとしては異例の遅さです。
宮崎監督のテーマは「ナウシカ」のころから一貫してる。それはなにかというと、「困難に負けず自分の力で生きろ」ということ。
ナウシカ、シータ、キキ、サン…

わたしはこの映画を見終わったあと、はたして千尋ちゃんにとってはどっちの世界のほうがよかったのだろうと考えました。湯婆婆のいるあっちの世界のほうが、千尋ちゃんにとってはプラスになることが多いのではないでしょうか。あの世界にいた時間は、ほんの何週間だけど、彼女はあそこですごい体験をしますよね。そしてたくさんのことを学びます。最初、クルマの中で「え〜やだ〜かったる〜い」っていってたような(ほんとにこんなセリフをいってたわけじゃないけど)いまどきの、怠惰な小学生が、あの世界で礼儀作法を学んだわけです。そして、彼女は本来のやさしさを取り戻し、あの「顔なし」や湯婆婆の赤ちゃん、釜爺や、汚れた神様(おクサレ神)とか、そしてハクなどに、じぶんでも知らなかったようなやさしさを見せるわけです。もちろん、豚に変えられてしまった両親に対してもね。
わたしは、はっきりいって、あの湯婆婆のいるお湯屋さんに行きたくなりました。そして顔なしといっしょに銭婆のところに遊びに行って、お茶をごちそうになりたいです。