日向神話館
青島神社さんはけっこう賑わっていました。
最初はわたしたちくらいしかいなかったのに、しばらくするとバスツアーのお客さんも到着したようで、急に大勢のひとが押しかけてきました。
日向神話館は、古事記の場面を蝋人形でリアルに再現しています。
とても興味深く見ることができました。ここは必見だとおもうのですが、見学したのはわたしたちだけでした。みなさん、ほんとうに残念ですよ。せっかく来たのに。
貸し切り状態でじっくりと見学できました。
天孫降臨。アマテラスオオミカミがニニギノミコトに稲の穂を渡すシーン。
コノハナノサクヤヒメが産屋に火をつけて出産するシーン。驚いているニニギノミコト。
なくした釣り針の代わりにこれで堪忍して、と許しを乞う山幸彦。
途方に暮れていると、シオツチノオジが現れて、海神の宮にいきなさいと教えるシーン。
トヨタマヒメとの出会い。
海神の宮でおもてなしされる山幸彦。トヨタマヒメがうれしそう。
三年後、陸に帰ろうとする山幸彦と、悲しそうなトヨタマヒメ。
山幸彦がなくした釣り針を見つける海神の王。
サメに乗って陸に帰る山幸彦と、別れを惜しむトヨタマヒメ。
塩満の玉で、兄・海幸彦をいじめる山幸彦。海幸彦はちっとも悪くないのに、なんで?とおもう。大事な釣り針をなくしたのは山幸彦じゃない。お兄さん、踏んだり蹴ったりですよね。釣り針なくされるは、溺れさせられるは、散々じゃない。なにも悪いことしていないのに。この話、すっきりしません。
鵜の羽が舞い散る浜辺で、生まれたばかりの甥(ヒコナギサタケウガヤフキアエズノミコト)を抱くタマヨリヒメ。
(んもう、お姉ちゃんったら… 赤ちゃんわたしに押しつけてさ〜 わたしお乳出ないよ〜 どうしたらいいのよ〜 あ、お乳岩があった♪)
弓の先にとまった金色に輝くトビのおかげで、ようやく敵をやっつけたカムヤマトイワレビコ一行。
最後に、七福神のみなさまがお見送りしてくださいます。とってもおめでたいです。