榎原神社（よわらじんじゃ）

立派な両部鳥居です。

右側が本殿。鵜戸神宮から勧請したアマテラスオオミカミを始めとするニニギノミコト、山幸彦、ウガヤフキアエズノミコト、神武天皇らをお祀りしています。

でも、こちらの神社のメインは摂社桜井神社さんなのでは？　摂社と呼ぶにはあまりにも立派です。しかも、正面を向いて建っています。本殿のほうが横向きに建っているので、ぱっと見たらどちらが本殿だとおもうでしょう。現にわたしは、桜井神社さんのほうが本殿だと勘違いして、最初にお詣りしちゃいました。
桜井神社さんのご祭神は、17世紀ころでしょうか、当時神女としてあがめられていた内田万寿姫というかたです。どういう人だったのでしょうか。彼女の進言によって、当時の飫肥藩主伊東祐久さんが鵜戸神宮から神さまたちを勧請してこの神社を建てたのだそうです。藩主に神社を建てさせてしまうほどの女性だったなんてすごいじゃない。そうとう実力があったシャーマンだったのでしょう。いずれ調べてみたいとおもいます。

桜井神社さんの飾りがなぜか「エビ」。もしかしたら、飫肥にかけている？