ブレイブワン
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2008/12/10
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フライトプランのときのJodieはちょっと老けた感じがして、びっくりしましたが、それより最新のこの映画のJodieはかわいらしさが戻っていて、すてきです。ショートヘアーも似合ってます。青い目もきれい。Jodieは白人女性にしてはちっちゃいほうだけど、その存在感はずば抜けています。
この映画は、ひとことでいうと「仇討ち」。いま、日本の司法でも、被害者遺族感情にそぐわない判決が出ていて、さまざまな論議を呼んでいますが、犯罪者に甘い判決を下すことが続くと、そのうち仇討ちもやむをえないという風潮になっていくのじゃないかしら。それを認めると法治国家としてどうかという問題もあるのですが。このまえ、東京でおこった隣人の女性を殺害して遺体を切り刻んで下水に流して捨てたという事件でも、一審の判決は無期懲役でした。わたしが被害者の親の立場になって考えてみました。もしも瑠璃が二十歳くらいになって、だれかに理不尽に殺されてそういう目にあったとしたら、その犯人のことはどんな理由があったにしても許せないと思うんです。殺しても殺したりないと思うはずです。憎んでも憎みきれない犯人をこの手で殺してやりたいと思う。それなのに、無期懲役という判決が出たら、納得できるかしらと。
さまざまな問題を含んでいると思うけど、もしかすると「仇討ち」制度って必要なんじゃないでしょうか。
この映画でも、ラストシーンであの刑事さんが、助太刀しますよね。Jodieを逮捕するという選択肢もあったはずなのに。いままでのアメリカ映画ならぜったいJodieは逮捕されていたはず。やはり世の中の価値観がすこしずつ変わってきているのだなぁと思いました。
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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