なのはなテレビ

ここは、しづはのブログです。

今年もやってくる恵方巻き

今年もまたあの季節がやってきた。
年を追うごとに、なんとなく恒例みたいになってきた感じがするのは、わたしの錯覚でしょうか。年々定着しつつあるような気がします。そんなわたしの疑問にずばり答えてくれていたページを発見しました。
ここ「節分丸かぶり寿司」です。

昔の節分はどこの家でも「鬼は外ー、福は内ー」という声が聞こえていたものだ。だが、今では豆まきは有名な寺社の行事になってしまった感じがする。
 その理由だが、新正月と節分が一ヶ月も離れてから百年以上の月日が経ってしまい、節分が「季節の移り変わる特別の日」という感触が薄れてしまったことが一つの原因ではないだろうか。また豆まきは大声を出すことによって、近所との関係を持ってしまう行事でもある。近所づきあいの薄れた今となっては豆まきは遠慮される行事になりつつあるのかもしれない。
 節分のまるかぶりは豆まきの衰退を補う形で、関東圏に入り込んだのではないだろうか。豆まきをしなくなっても人々が幸福を求める気持ちに代わりはない。部屋の中で静かに行うことのできる「まるかぶり寿司(恵方巻)」は格好の招福行事だったのだ。こうして「節分のまるかぶり寿司(恵方巻)」は関東にも受け入れられていった。おそらくこの行事が全国に広まるのにそう時間は必要としないだろう。

民俗学の専門家さんらしく、なるほどねと納得できました。そういえばうちでも、豆まきはしませんから… それでも福を呼ぶ行為はしたいですものね。ご近所迷惑にならず、福を呼べるこの恵方巻きは、たしかに根付くかもしれません。