なのはなテレビ

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エイリアン

先日「エイリアン4」を見たので、今夜はシリーズ原点の「エイリアン」を、レーザーディスクで見ました。中古で300円だったので、ほかのと合わせていろいろ買い込んで来ちゃいました。レーザーディスクも安くなったものです。
わたしがDVDよりもレーザーディスクのほうが好きなのは、やっぱり非圧縮の絵が好きだからですね。DVDは確かにきれいだけど、ときどきブロックノイズが気になります。その点、非圧縮フォーマットのレーザーディスクは気に入ってます。
この作品は1979年度。わたしが生まれた翌年公開ですね、そんなに昔の作品だったのです。どうりで、リプリーが若いはず。いま見終わったところですが、その後のエイリアンシリーズはこのファーストを越えてはいないのだということを、再認識。それくらい、このファーストの完成度は高い。何度も繰り返し見たストーリーなのだけど、見るたびにどきどきしてしまいます。
最後に脱出艇に乗って逃げるとき、いつのまにかエイリアンもそれに乗っていたので、宇宙空間で扉を開いて外に追い出すなんていうのは、そのままエイリアン4のラストと同じ。ああいう状況下にあっては、そうするしか手段がないのが、エイリアンの強さだから、しかたないのかもしれません。銃で撃ったり潰したりすれば、強酸性の体液で船体に穴が開いてしまうし。ロボットのアッシュが語っていました。あれは完全体なのだと。生存のために闘い、殺戮することになんの躊躇もないと。叩いても死なないゴキブリ以上のエイリアンをやっつけるためには、液体窒素を浴びせかけるか、宇宙空間に放り出すしか手だてはないのでしょうね。だけど、絶対零度に近いはずの、真空中の、宇宙に放り出されても、即死しないっていうのは、すごい生命体だと思います。人間だったら、即座にからだが破裂しているはず。それを考えると、なるほどエイリアンは完全体なのだなあと納得です。