２度目の電源ユニット交換
けさ、何気なくパソコンにさわったら、指先に衝撃が走る。
静電気にしては、痛すぎる。
おそるおそる、もう一度ふれてみる。
バチッ！
「いたいっ＞＜」
びりびりと痺れが伝わってきた。どうやら漏電しているらしい。
でも、なぜだろう。パソコンの中身はなにもいじっていないのに。きのうまでは、なんともなかったはずなのに。
考えてみても仕方ないので、とりあえず電源をオフにして、コードを引き抜いておく。そしてまた考えた。
この衝撃の強さからすると、どうやら１００Ｖが漏れているらしい。ということは、電源ユニットそのものから漏電しているはず。けれど、落としたりぶつけたりしていないし、きのうまで何ともなかったのが、いきなり漏電などするものなのかしら。
仕事をしながら、善後策を考えた。
とりあえず、電源ユニットを交換してみて、それでもだめなようなら、もうお手上げだ。そのときはそのとき。なるようにしかならない。
会社の帰りに、行きつけのお店に寄って、事情を話す。
話しているうちに、ふと（なにも新品を買わなくてもいいのでは？）という考えが頭をかすめる。*1
中古の在庫をたずねると、店員が見せてくれたのが、１００円のラベルが貼られている電源ユニットだった。
「動くんですか？」
「ま、いちおうジャンクだけどね。取り外す前は、動いていたよ」
（もしつけてみて動かなくても、１００円なら笑ってすまされるかしら・・・）
「いま使ってるのは、何ワット？」
「えと、３５０Ｗです」
「これは４００Ｗあるし、国産メーカー*2だし、悪くないよ」
「えーそうなんですか？」
「うん、ほら、ファンも底と後ろに付いてるから、冷却はばっちりだし、音だって静かだよ」
「じゃあ、それください」
そのようなやりとりがあったあと、家に戻って、パソコンの蓋をあけた。
電源ユニットは、以前に一度交換したことがある。もともとケースに付いていた電源ユニットが３００Ｗしかなく、ＥＬＳＡのグラボがまともに動かなかったので、３５０Ｗのものと交換したのだった。今回買ってきたのは４００Ｗ。うまく動けば、これまでより余裕ができる。
結果は、○だった。
新しい（でもジャンクだけど）電源ユニットは、ファンが二つ付いているにしては、とても静かだ。いままでのものも、それほどうるさくなかったが。
さっそくリネージュ２で遊んでみる。ＯＫ、なんともない。うまくいった！
１００円で直って、とてもラッキーだった。
