なのはなテレビ

ここは、しづはのブログです。

きっかけは、ある一曲でした

平日の昼下がり、慌ただしさも一段落ついたころ、同僚が音楽を聴いていました。近くの席だったので、聴くとはなしになんとなく聴いていたところ、思わず身を乗り出してしまいました。まず(なんてきれいな声の人だろう)と思いました。透明感にあふれていて、とても耳に心地よい声質です。それだけの声を持つ歌手なら大勢いるかもしれませんが、彼女の声にはほかの人にはない艶がありました。
一気に引きつけられたわたしは、同僚の席の隣に腰掛け、もっとよく聴かせてもらいました。すると、歌の内容にもぐっと惹かれるものがあったのです。このとき聴いた曲は「思い出をめくるために」です。
ざっと説明すると、女の子が結婚してもいいくらい好きになった男性を、じぶんの生まれ故郷に連れて行って、わたしのすべてを知ってほしいの、家族や友人たちにもあってほしいの、そしてわたしが生まれて育ったこの街を見てほしかったの、と歌う内容です。
(うわー、なんだかとってもいい歌だわ)と思い、同僚に「これ、なんていう人が歌ってるの?」と尋ねたら、酒井法子さんだと答えるじゃありませんか。
「えっ 酒井法子さんって歌も歌うの? これ新曲?」
ここでまたまた説明しますと、わたしは酒井法子さんのことはNHKのドラマ「女将になります」を見ていたので、お顔だけは存じておりました。そのときからずっと女優さんだとばかり思いこんでいました。だから歌を歌うと知ってちょっと驚いたんです。
「ばぁか、もともとアイドル歌手だよ」
「ア、アイドル〜!?」
白状しますと、わたしは、女性アイドルに関しては青木光恵先生ばりに目がないのです。さっそくネットで検索を開始したのはいうまでもありません。
そして、法子さんのむかしのCDをつぎつぎとゲット&聴きまくりました。(うわー 声やっぱりきれいだなー あ、これもいい歌だなー)と聞きまくり三昧の毎日に、ある日「星の金貨」というドラマがよかったという話を聞かされました。
そんな話を聞かされた以上、黙っているわけにはいきません。速攻でDVD−BOXを入手! 見まくりです。と、ほぼ同時に、法子さんの昔の映像を集めたComplete DVD-BOXがビクターから発売になりました。天啓を得る、ということばが脳裏をかすめた瞬間でした。知らなかった法子さんの過去のおさらいができる! ということで、それも即予約、そして無事入手。