なのはなテレビ

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籠神社参詣

東京は暑かったけど、丹後半島のこのへんはおもっていたより寒くて、もっと厚着してくればよかった。
事前に天気予報は確認してましたが、実際は行ってみないとわかりません。
うっかり軽装で行ってしまったわたくしは、大失敗でございました。
京都からJRで福知山まで行き、丹後鉄道の特急に乗り換えて天橋立駅まで。




↑丹後鉄道の特急は微妙にレトロ感漂ういい感じでした。

大江山!このあたりは、大江山酒呑童子のテリトリーです! 次回は大江山を取材しにきます!

天橋立駅は、神社建築ふうですね。イメージを大切になさっていることがわかります。

籠神社さんにやっと来られた。
シンプルですが、とても風格があり、さすがは元伊勢だけのことはあります。拝殿や本殿だけの見た目からいえば、伊勢神宮よりもご立派な印象を受けます。現在の神域などは比べものにならないくらいちいさいですが。
ただ、このあと訪れた真名井神社とともに、直近の鳥居の中は撮影不許可なんです。伊勢神宮とおなじです。インターネットには撮影不許可場所の内部がアップされていますけれど、撮影者は神罰を受けているとおもいます。神さまを甘くみてはいけません。


↑ここから先は撮影禁止
白木のままじゃない。かといって、なにかペイントしているんでもない。まさかニスなんかを塗っているのじゃないとおもいたいです。ちょっち珍しい、あまりほかに見ないような柱の色です。鳥居だけでなく本殿も。先日お参りした香取神宮は漆塗りでしたが、こちらはそこまで黒くありません。社務所でお聞きしてみればよかったですね。中共のひとたちでごった返していたので、とても質問できるような環境じゃありませんでした。

バスを降りて、お詣りを始めたところ、上の方(笠松山へのケーブルカー乗り場)から団体客が降りてきて、口々に大声でおしゃべりしています。
わたしには理解できない中国語です。
どうしてこのひとたちは、神域でもかまわず大声でおしゃべりするのでしょうか。共産主義者は基本的に無神教だから、神域にいるのに畏敬の念を抱かないのでしょうね。だったら、来るな! ここは信仰の場なんだよ! 観光地ではあるけど、それ以前に信仰の場なんだよ! 共産主義者には理解できないでしょうが、日本に来るのならすこしくらい勉強して来なさいよ!
胸の内でむかむかしながら、一刻も早くバスに乗って去って行ってくれることを念じていました。
撮影禁止といわれている区域内でも平気で写真を撮っている彼らは、ぜったいに神罰を受けているはずです。日本の神さまはそれほど寛容じゃありませんから。
神罰てきめん、という日本語があるように、日本の神さまはおそろしいものです。小石ひとつでも持ち帰ろうものなら、それはもう…
まあ、いいですけどね。わたくしは、中共の彼らがどうなろうと知ったこっちゃありません。そんなこと知らなかったでは済まないのが、神罰ですからね。
ですから、どうか日本のみなさん、中共のひとたちがなにをしていようと、じゃあぼくたちわたしたちもやっちゃおうか、とおもわないでください。それをやったらおしまいです。寅さんもいっているじゃないですか。「それをいっちゃァおしまいヨ」というのは、真実なのです。

それはともかく、籠神社さんは、山陰道一宮と称せられたように、格式高く、どうかすると伊勢神宮よりもすごいかもとおもうほどでした。
威厳が感じられます。
なんていうかな、うわっ校長先生!を目の前にした小学生のような気分。
こわいよーでも怒らないでくださいーってひたすら目を伏せておどおどしているような感覚。
こういう感覚は、わたくし、伊勢神宮の内宮外宮でも持ちませんでした。不思議ですね。

あとになってわかりましたが、いまこちらには真名井神社豊受大神の御魂が招かれているのです。
行ってみてがっかりしました。いま、真名井神社の本殿は改修作業中で、神さまは籠神社にお移りいただいているのです。ということは、いま籠神社は本来の神さまと真名井神社の神さまがダブルパワーでわたくしたちを迎えているのです。それで怖かったのです。


そのあとは、成相寺さんを参詣しました。左甚五郎作と伝えられている真向龍の彫刻はたいへんにご立派なものでした。
こちらのお寺さんは靴を脱いで中まで入り、無料で参詣できます。ほとんどのかたが、知らないとおもいます。もったいない。ふつうのお寺でも中まではなかなか入れません。でもこちらは、無料で中をじっくりと参詣できるんです。地獄絵の屏風図などを見ていると、わたくしもきっと死んだら地獄に落ちるだろうなとなんだかもうがっかり。というか、地獄とは悲惨すぎません? わたくしたちに欲を与えておいて、その欲を満たそうとしたら、はい地獄行き〜なの? なんだかハニートラップじゃないの?とおもう。

そうそう、そのまえに股覗きもしちゃいました。ここまで来て股覗きしないなんて考えられないでしょ? 現地でしかできないことは、実践する!というのはわたくしの先輩の教えですから。ちょっち恥ずかしかったけど、股覗きをしました。スカートで脚を拡げることも恥ずかしいのに、そこに頭を突っ込んで逆さまになって向こうを見る… 恥ずかしすぎる。でも、開き直ってやりましたとも。
頭に血が上ってくらくらしているのに、恥ずかしいから早くやめたい。その結果よくわかんない。
股覗きのなにがおもしろいのかよくわかりませんでした(^^ゞ

↑こうしてみると、ヘビとか龍とかに見えなくもありません
天橋立駅前から、高速バスで京都まで帰ってきました。行きはJRと丹後鉄道を利用しましたが、高速バスのほうがだんぜんラクでした。しかも速いし。
バスが来るまでのあいだ、短い時間でしたが、駅のすぐ隣にある立ち寄り湯で一休みしました。
入浴料は700円です。わたくしが入ったときにはだれもいませんでした。舐めてみるとちょっち塩辛い。塩の湯ですねー。寒かったのでぽかぽかと温まるいいお湯でした。期待以上でした。バスの時間まで30分少々でしたから、あまり長湯はできなかったのが残念です。もっと時間があれば、2時間くらいいたかった。


京都駅でしばらくのあいだ、遊ばせてもらいました。東京に帰るバスはまだまだ深夜時間です。それまであんなお店に行ったり、こんなお店に行ったり… 存分に羽を伸ばさせていただきましたとも。