なのはなテレビ

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96時間

「96時間」は最後までどきどきはらはらしながら見られました。主演のリーアム・ニーソンのことは、この映画ではじめて見たかしらと考えていたんだけど、どこかで見たことがあったんです。どこだろうってずうっと考えてました。たしかに見覚えがある。でも、どこで会ったのかわからない。もどかしくおもいながら映画を見続けていました。あとで調べたらなんとわたしが好きな映画「ネル」に出ていたあの博士でした。
ところで「96時間」を見ると、娘をひとりで外国に行かせるのは危険がいっぱいだなと改めておもいます。警戒心が薄い日本人はなおさら危ない。この映画に出てくるような人身売買組織というのはきっとあるはずです。リーアム・ニーソンのような腕利きのエージェントが父親なら助けに行けるけど、ふつうの人ならまずムリでしょう? もしも、近い将来、瑠璃が海外留学に行きたいなんて言い出したら、行かせるかどうか、同居人としみじみと話し合いました。映画を見ながらね。このご時勢ですから、ちょっとムリかもしれないという結論に達しました。ふたりとも外国に行かせて勉強させてあげたいとはおもってます。でも、この複雑な海外情勢をおもえば、不安のほうがはるかに大きい。どうかすると、日本にいても心配なのですから。
だって、もしも瑠璃がこの映画に出てくるような人身売買組織に捕まったら、わたしたちは救出しに行けるでしょうか。どう考えたってムリでしょう? なんのノウハウも持たないもの。闘うすべを持たないわたしたちにはどうしようもありません。