なのはなテレビ

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ラジオの魂

わたしが小島慶子さんのことをはじめて知ったのは、1998年にTBSラジオで始まった番組「バトルトークラジオ・アクセス」でした。そのころからあまりテレビを見ない生活をしていたので、小島慶子さんがTBSのアナウンサーだったこともよく知りませんでした。なにかおもしろそうなラジオが始まったな〜と軽い気持ちで聴き始めたのですが、すごく頭のいい女性がいることを知って、びっくりしました。当時の「アクセス」を聴いていたひとなら共感してもらえるはず。どこかに録音残っていないかしら。意見がぶつかりあって混乱しそうな状況を見事にさばいて番組進行するお姿に、かなりあこがれを抱いたものです。できる女性はいるんだ! わたしもがんばろう!って、まだ大学生だったわたしはおもったものです。
あこがれが大きかったせいかな、「キラ☆キラ」が始まったときは、ちょっと幻滅感がありました。昼間のラジオは小西克哉さんの「ストリーム」を聴いていたので、まったっくちがうスタンスの小島さんの番組についていけませんでした。たぶん、あのころのわたしは、「キラ☆キラ」に「アクセス」の雰囲気を求めようとしていたのだとおもいます。でも、いまでは毎日「キラ☆キラ」を聴いています。
東日本震災で、またラジオというものが見直されているじゃないですか。昨日から福山雅治さんが24時間ラジオをやっていらっしゃいます。全部聴くわけにはいかないけど、ときどき聴いています。テレビじゃできない企画だなっておもった。フットワークが軽いラジオだからこそ実現できたのでしょう。
ラジオは個人にダイレクトに伝わるメディアです。聴いているひと、ひとりひとりにメッセージが伝わるの。

震災をきっかけに、ラジオを持っていないことに気づき、いまポータブルラジオってちょっと品薄? 放送局でラジオを集めて、被災地に送るキャンペーンをやっていたりするくらいですから。わたしは、いままでもラジオだいすきだから、ラジオは持っているわけで、MDラジカセとか、サンヨーのラジオ録音機など、ラジオには不自由していません。でも余ってるほどは持っていませんので、ごめんなさい。
今回の震災のときも、情報源は主にラジオでした。足の踏み場もないほどに物が崩れ落ちた部屋を片付けながらでも、聴いていられるのはラジオならではです。

ラジオの魂

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トラウマ映画館

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