酷道をゆく
これが国道なの?って驚きました。
「酷い状態の国道」略して「酷道」をあますことなく紹介した日本初?のガイドブックです。
だいたいはクルマ一台がやっと通れる幅しかなかったり、ガードレールさえなく転落の危険をともなう道だったり、地図からも抹消されてしまった道だったりする「酷道」。そういう道を走るのが好きな人たちが存在していることも、はじめて知りました。
でも地元の人は、最初からそういう道だと思っているから、これが「酷道」だとは認識していないことも、あるのじゃないかしら。わたしの地元の千葉県にも国道410号線というのがありますが、車線もなくなる狭い区間がふつうに存在しています。地元民はそういうものだと思っているので、やっぱりよその人から見ると「これは酷道だよ」てことになってしまうのかしらねえ。
この本は好評だったらしく「酷道をゆく2」がDVD付きで出ています。実際に酷道を走行したビデオがDVDになっているので「酷道」がどういうものなのかがよくわかります。このビデオは見る価値があります。
酷道をゆく 日本全国の「酷い国道」を走る!! (イカロス・ムック)
- 作者: 松波成行
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2008/02/20
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- 作者: 松波成行,渡辺郁麻
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こういう映像を見ると、日本の道は世界でも一流だという意見に、首をかしげざるを得ませんね。整備が必要な道路はまだまだこんなにあることに驚きます。しかもこれらの道は国道、ということは国が整備義務を負うわけでしょう?