プレスティーノってどうなの？

新商品、ブリヂストンの通勤用自転車プレスティーノ、正直どうなんですか？
サイクルくるくるでもまだ取り上げられていないので、スルー的な商品なのかしら。BJさん的にいうとかなり「痛い」自転車なのかもしれません。一見、これはいいかも！と思わせておいて、あとで足下を掬われたのでは困ります。
最初は、こういう自転車もありかもしれないと思いました。日本の男性諸氏、いつまでもママチャリに乗ってるのはどうなの？ってずうっと思ってましたから。たとえ駅までの数キロでもさ、もうすこしかっこいい自転車に乗ってほしいって思ってました。やっぱり男性がママチャリに乗ってる姿は、単純に美しくありません。たとえていうなら、パジャマ姿で通勤してるようなもの。スーツで決めてるつもりなのに、靴がいぼいぼの健康サンダルみたいなもの。もう、ダメダメです。
プレスティーノは、そういう面において、すこしは改善されているようだけど、疑問なのはどうして白人男性がモデルなのですか？カタログは見たことがないけど、ホームページの写真は全部白人男性ですよね。白人男性がだめっていうわけじゃなくて、どうして日本で売る自転車なのにモデルは見てくれがイイ白人男性なの？っていうところが引っかかるんです。日本の通勤シーンを背景にいかにも中年のおじさんとかが乗っていてこそ、新しい販路を拓けるわけじゃないのでしょうか。
大人の通勤用自転車というコンセプトはいいと思います。でもいまのところ、ママチャリの延長みたいな感じが否めません。フレームはクロモリ。大手メーカーのママチャリ系はほとんどアルミなのに、どうしてあえていまクロモリなのかだとか。重量は20キログラム近くあるんですよ。男性向けだから20キログラム近くあってもまあいいか、なのでしょうか。通勤用は毎日使うものだから、アルミといわずカーボンフレームで、10キログラムというのが本来あるべき姿だと思います。それで5万円台で出すというのが、ブリヂストンに求められている潮流じゃないでしょうか。そういう自転車なら、ぜひ欲しい。
早く暖かくなってほしいですー。