太陽を盗んだ男


太陽を盗んだ男 [DVD]

太陽を盗んだ男 [DVD]

iTunes Music Storeでレンタルしてたので、借りてみました。
主演・沢田研二さん
敵役・菅原文太さん
中学校の理科の先生が、どうして核ジャックを起こそうと思ったのかは、よくわかりませんでした。じぶんにも作れると思ったからでしょうか。わたしも以前、映画「Peace Maker」だったかしら、ジョージ・クルーニーニコール・キッドマンが出ていた映画を見たときに、核爆弾のことを勉強したことがあります。その結果、核爆弾というのは意外と簡単に作れるものだとおもいました。原理はきわめて単純。臨界値すれすれのプルトニウムを、ぎゅっと圧縮してやれば、核爆発が起こるわけです。つまりプルトニウムさえ手に入れば、わりと簡単に作れるのです。どれくらいの量のプルトニウムをどういうふうに配置すればいいかとか、爆薬の量はどれくらいがいいかだとか、試行錯誤は必要でしょう。だからこそ核保有国は核実験を繰り返しているのだとおもわれますが、核爆弾の原理は単純なので、素人にも作れる可能性はゼロじゃありません。
主人公沢田研二さんは、東海村の核発電施設に侵入して、核燃料を奪取することに成功します。そのへんの描写は、あまりリアルにするといけないということでしょうか、ちょっちリアルではありえない描写になっていました。模倣犯が出ると困りますからね。
たったひとりで核爆弾をこしらえることに成功した沢田研二さんは、それを脅しの道具に使い、日本政府にお金を要求します。払わないなら核爆弾を東京のど真ん中で爆発させちゃうぜ、と脅すのです。
核発電がはじまってから数十年たつのに、この手のテロがいままで起こらなかったことが奇跡のようです。爆薬=プルトニウムさえ手に入れば、核爆弾を作るのはそれほど難しくありません。臨界の制御と、放射能対策、高性能な爆薬、均一に同時に爆発を起こせる技術、それらが組み合わされれば、核爆弾を作ることはあながち不可能じゃないのに。
きっとわたしが想像するよりもはるかに厳重に、核発電施設の警備は厳重なのだと信じたいです。