吹き替え版
「シベールの日曜日」のテレビ放送バージョンを探していましたが、やっと見つけました。
過去に、東京12チャンネル(現テレビ東京)や日本テレビで放映されたそうです。
今回、日本テレビで放映されたビデオを入手しました。
解説をつとめていたのが水野晴郎さん。いったいいつごろ放送されたのかCMなどから察すると、1986年12月みたいです(クリスマスのお話ですしね)。
パトリシア・ゴッジの吹き替えを担当したのは瞳ちえさん。ちょっぴりハスキーボイスなところが、パトリシア・ゴッジの生声にそっくりです。ハーディー・クリューガーの声を担当したのは江守徹さん。意外でした。
古いフランス映画って、いいですね。ラストシーンにFINの文字が出て、そこで終わるでしょう?
そしてスクリーンの幕がとじる。ぼうっと館内の明かりが灯る。帰り支度をはじめる観客たち。余韻にひたって目を閉じてじっとしているひともいる。
最近の映画は、ラストシーンのあと延々とエンドクレジットが流れるでしょう? あんなのべつに見たくもないわけです。解説の水野晴郎さんもおっしゃってましたが、あれを見ているうちにラストシーンの感動を忘れてしまうのです。それなのに作品によっては、エンドクレジットの果てにシークレットな映像を見せたりするじゃないですか。そんなあざとい仕掛けがあるかもしれないから、観客は席を立ちたくても立てなくて、見たくもないエンドクレジットを見させられるのです。
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