なのはなテレビ

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2001年宇宙の旅

一度は見ておきたい作品だそうですけど、わたしはいままで一度も見たことがありませんでした。今回、Gyaoで無料放送していたので、ちょっと見てみました。
この映画が公開されたのは1968年。まだアポロが月着陸を成功していません。人類が月にいけるかどうかもわからないときに、すごく現実的な宇宙旅行のようすを描いていて、おどろきました。コンピューターのHALが反抗してからの描写は、エイリアンのようです。エイリアンのほうがあとから作られたから、この映画はすごい。しかも、当時あまり一般的ではなかったはずのコンピューターというものが、ひとよりも上位にいて、どうかするとひとを支配しかねない立場にあるなんて、当時の知識人にもびっくりです。だって、いまこそ身の回りにはコンピューターだらけですけど、中央集権的なマザーとか呼ばれるコンピューターがひとを管理支配する世の中にはさいわいなっていませんから。このまえの「はやぶさ」だって、やっぱり人間が最後までプログラミングして導いてあげないと地球まで戻って来られませんでした。コンピューター自身が人類に反乱を起こすまでにはあと100年くらいはかかるのかしら。
コンピューターの反乱といえるかどうかわかんないけど(たぶん、いえない)、うちのiTunesを立ち上げると、メモリー参照エラーとかで即落ちなんです。2,3日前までは正常に使えていたのに、きょう立ち上げてみたらもうエラーで動きません。わたし自身は能動的になにもしていないけど、セキュリティソフトはウィルスパターンファイルとかアップデートくり返しているし、Windowsも裏でなにかしらやっていたかもしれません。だからなにがいけないのか、わかりません。しばらく放置しておけば、また何事もなかったかのように動くかもしれないな〜と、淡い期待を抱いてます。それまでPodcastの更新ができないのがつらいです。


2001年宇宙の旅 [Blu-ray]

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↑1968年という時代を考えると、これらの描写はすばらしいと思います。CGが使えない時代によくぞここまで作ったものです。
最後まで眠りそうになりつつも見終えたのですが、中盤以降からのストーリーがよくわかりませんでした。このひとたちは、有人木星探査をしたのよね。21世紀のいまでさえ、有人木星探査プロジェクトはむりっぽいのに、1968年当時にこのことを描いていたなんて… その意味だけでもすごい映画だなと思いました。(正直にいいます。中盤から見るのを飽きていました… 見かたがだめなのかしら。見るべき観点を見損なってしまったのかしら)