なのはなテレビ

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フォードvsフェラーリを見てきた!

マット・デイモンのファンなので、見てきました。
時代は1960年代。
自動車がどんどん元気になっていった時代?なのかしら。
フェラーリにばかにされたフォードが、一発大逆転をねらって、ルマン・24で優勝するぞ!と気勢を上げました。
そのために選ばれたのがプレゼン能力が高く自らもレーサーだったマット・デイモンと、ドライビングの腕だけは超一流、そして家族思いのクリスチャン・ベイル
自動車のことはよくわかりませんが、ガソリンエンジンの音って、いいものだな~と感じました。
おなかのそこまで響くような低音の大音量。それが高速になるにつれてキーンと甲高くなっていく。自動車が生きものだということが伝わってきます。
時速300キロ以上*1のスピードの世界で、ドライバーと自動車が一体となり、レースコースを駆け抜けていくのを見ていたら、わくわくしてしまいました。
この時代に登場するレーシングカー?が流線型でとっても美しい。
たしか、松任谷由実さんが「流線型’80」というアルバムの中で「Corvett 1954」という曲を歌っていらっしゃいますね。あれはGM社のシボレー・コルベットのことを歌っていました。
ウィキペディアで画像を見ましたが、初代が1954年発表で、いま見ても、というより、いまだからこそとっても美しいデザインです。
あんなきれいな自動車なら、運転席のとなりに座って、うっとりとドライブを楽しんでみたいとおもいます。

この映画でクリスチャン・ベイルのことをたぶん初めて意識してみたのですが、彼もいいですねー。好きになってしまいました。
奥さんと息子のことをとても愛しているのが伝わりました。最後は悲しかった。
でも、実話をもとにしているんですよね。

映画館の大きなスクリーンで、ぜひこの大迫力のカーレースをご覧になってください。
男性にはとくにおすすめかな。
このわたくしでさえ、座席から前のめりになって興奮して見ましたから。




↑二代目のフォード社長が、ほんとうのレーシングカーに乗せられて振り回されるシーンは圧巻でした。自動車の持つポテンシャルを最大限に発揮するとこんなにすごいんだ、とつくづくおもいます。自動車の持つ潜在的なすごさ。

なんでもない日常のシーンでも、背景が1960年代なのがいいなと。
バックを走る車や、駐車中の車も当時のままなのかな。いまとはぜんぜんちがう、とってもおしゃれなデザイン。
Back to the Futureを見たときにも感じたけど、1950年代から1960年代にかけての自動車は、なんともいえずいいですよね。とくに、アメリカ車。ほかは知らないからなんだけどw
省エネだとか、低燃費だとか、排ガス規制だとか関係なくて、大きくて強いのが正義みたいな風潮。
古いアメリカのテレビドラマを見ても、大きな自動車がいっぱい出てきます。いっぺん乗ってみたかったです。
この映画、ブルーレイが出たら購入決定です!

*1:アメリカの自動車なのでメーター表記はマイルです。メーターで220マイルだと約350キロ