君の名は。
※ネタバレあり この先、危険※
劇場公開時、見に行きました。
そのときのことはここにも書きましたが、頭の中が???でした。
わたくしは、初見の映画を理解するのがほんとうに苦手。
特にこの作品は時間差が重要なテーマだったりするので、なおさら???だったんです。
どうして三葉ちゃんだけ死んじゃったの? 瀧くんはどうして平気だったの?
それなのにどうして何年かたったあとにふたりは再会できたの?
と、まあ、館内の明かりがついて、みなが帰り支度をしている中、わたくしの頭はくるくる回っておりました。
うはー これはぜったいDVDが出たら見直さないとだめだわ・・・とほほ
ということで、DVDもずっと前から発売されていましたが、なかなか見る機会がなく、このたびようやく見ることができました。
しかもBlu-rayです!
・・・そして、やっと胸につかえていた数々の謎が氷解しました。
ありがとう〜Blu-ray!
そういうことだったんだーと納得しました。
もういいよね。ネタバレしますよ。
(やばい、予告を見ただけで泣けてきちゃう)
つまり、最初の入れ替わりのときから、三葉ちゃんと瀧くんの時間軸は違っていたということです。
お互いに三年間ずれているのよね。
三葉ちゃんが瀧くんのからだになっているときは、三年後の未来の東京に来ていて、瀧くんが三葉ちゃんのからだになっているときは
三年前の過去の糸守に行っている、ということでいいのでしょうか?
三年間のタイムラグってけっこうおおきいとおもいます。iPhoneとか、ぜんぜんちがうとおもうし、そもそもカレンダーをちょっと見ただけで
いまが西暦何年かなんてすぐに察するとおもう。三葉ちゃんはスマホでダイアリーを書いていたのだからすぐに気づくはずなのに。
2016年の世界を生きていた三葉ちゃんが、瀧くんになってわくわくしながらダイアリーを書こうとするといつも2019年と表示されていたら、訝しむのじゃないでしょうか。
などと、細かいことをいって作品をけなすつもりは毛頭ございません。
何度も見直して、ああこいういうことだったんだ、と納得することがいっぱいあったので。
そして、やっぱり、ラストシーンでわたくしは泣きました。
劇場公開時も、最後の最後にふたりが出会えて、うれしくて泣いてしまったけど、今回もまた・・・
ぜったい「秒速5センチメートル」を見てくださいね。そうしたら「君の名は。」のラストシーンで泣ける意味がわかりますから。
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最後になりましたが、市原悦子さんのご冥福をこころよりお祈りします。