なのはなテレビ

ここは、しづはのブログです。

最終日は温泉と滝

さて、きょうは千葉に帰る日です。
が、きのうも一日降り続いた雪で、駐車場は20センチ近い積雪! 道路もかちかちに凍っています。でも夜明けから晴れていたので、陽が差している場所から徐々に氷は溶けています。
雪が溶けるまでゆっくりしていってください、とおっしゃる女将さんのお言葉に甘え、チェックアウトの10時から1時間半以上お部屋に滞在させていただきました。そのあいだ、宿のみなさん総出で除雪作業をなさってくださり、おかげさまでようやくわたくしたちの車も動かせるようになりました。
霧島で雪に閉じ込められたというめったにない経験ができた、いい旅だったとおもいます。

帰りの飛行機は夜なので、まだまだ十分に時間があります。
まず、丸尾から山を下りました。ところどころ雪が残っているので、ゆっくり走ってよ、と指示を出しておきました。

以前から気になっていた関平鉱泉に立ち寄りました。
こちらも雪景色。



貸し切り湯は内湯と露天のふたつのお湯が楽しめます。源泉がふたつあります。それぞれ神経痛に効くお湯と、傷に効くお湯です。傷に効くお湯のほうは湯量がすくないため、湯槽がちいさめになっています。
こちらのお風呂には休憩所がないので、ほんとに湯浴みするだけです。せいぜいフロントわきの椅子で休めますが、畳敷きの休憩施設があればいいのになとおもいました。こちらもいいお湯でしたので、休み休み何回も入ってみたい。

霧島連山も雪化粧。


温まったあと、さらに山を下り、まほろばの里に寄ってみました。
ガラス工芸や楽焼きなどの体験ができます。
家族揃って楽焼きのカップやお皿に絵付けをしてきました。届くのが楽しみです。

まほろばの里で冷えてしまった体を温めるため、いつものように龍馬公園の塩浸温泉に入りました。こちらの温泉は行くたびに温度がちがってて、いつもは熱くてずっと入っていられませんが、今回はちょっちぬるめでした。おかげさまで、いつまでも入浴していられたので、これもいいカモ。


まだ時間があったので、加治木にある龍門滝を見に行くことにしました。
あまり期待しないで行ったのですが、とてもすごい滝で感動しました。
滝の上からも見られます。


大河ドラマのロケ*1でも使われた龍門司坂も見学。途中まで登ってみましたが、かなりの急坂でしかも苔むしているのですべります! 降りるのが怖い状況になってきたので、三分の一まで登ってから降りることにしました。あんなにすごい坂を馬が登っていたのでしょうか。馬もすべりそうです。

さえずりの森にある高倉展望所を訪れました。
錦江湾が一望にでき、その向こうに桜島の勇姿が望めます。
絶景です。

金山橋。
龍門滝の上流(網掛川)にあります。
どこに金山があったのかしら…
奥に見えるのは板井手の滝

前知識として鹿児島はシラス台地なので水が乏しいと教わっていましたが、実際に訪れてみると豊富な水に圧倒されます。お米を作るには適さないのかもしれませんが、鹿児島って水多いじゃないっておもいます。

*1:翔ぶが如く(1990年)篤姫(2008年)龍馬伝(2010年)