タイムマシンはドラム式

バブルといえば「泡」だからタイムマシンは洗濯機にしようという発想でしょう。
はじめはそんなつもりで見たのですが、意外とおもしろくて最後まで飽きずに見続けることができました。
1990年3月、当時の大蔵省から土地取引に関する銀行融資を停止する通達が出されました。そのために日本経済は停滞し、バブル崩壊を招き、銀行は倒産、その後長い不況に陥ったといいます。それを阻止しようと、2007年に偶然発明されたドラム式洗濯機型タイムマシンに乗って、1990年にタイムトラベルするお話です。
阿部寛さん、薬師丸ひろ子さん、広末涼子さんが出演。
さいきん見た映画「テルマエ・ロマエ」(2012)においても阿部寛さんはいい感じ。「ステキな金縛り」(2011)のときもよかったし、モデル出身だった阿部ちゃんはいまでは味のあるいい役者さんになりましたよね。ほぼ同時期に撮られた「自虐の詩」(2007)で見せた阿部ちゃんもいい味出してました。
主演の広末涼子さん。いままでいい子を演じることが多かった気がするけど、本作品ではちょっちはすっぱな現代っ子を演じています。いままであんまり見たことがなかったので、新鮮です。だけど、かわいさはあいかわらずです。
バブル時代、わたしは小学生でした。なので、直接的に景気の良さを実感したり、楽しんだりしたことはなかったのだけど、この映画を見てびっくりですよ。まさにお金が舞い飛んでいた?そんな時代だったのですねえ。景気がよかったというのは、こういう感じだったのかとおもいました。多少誇張はあるにせよ、若い人たちが楽しそうです。右肩上がりの景気に浮かれ騒いでいるようすがありありと描かれています。わたしもあと十年早く生まれていたら、ぴちぴちの服を着てディスコで踊っていたのでしょうね。
タイムトラベルものにつきものの、現代に戻ったらどう変化していたか、も見所です。過去を変えたことによる現在の変化。ラストシーンはこんなふうに変わっていたら、わたしもうれしいな。不況にあえぐわたしたちが見ることができるちっぽけな夢なんでしょうけど。すこしでも希望がないと映画はさみしいから。
まあ、わたしはわたしの時代を生きるしかないのだけど。
ラストシーンのような2007年になっている世界が、平行世界のどこかにはあるのでしょうね。行けたら行ってみたいです。

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↓みなさん浮かれてますね、でもうらやましい