なのはなテレビ

ここは、しづはのブログです。

実録・連合赤軍あさま山荘への道程

くりらじ・深夜の遠吼えでBJさんとhiroさんが熱く語ってらっしゃるのを聴いて*1、ちょっとどんなものか見てみたかったんです。
イブニングで掲載中の「RED」(山本直樹さん)を読んでも、なんだかさっぱりわからないのがこの赤軍派とか連合赤軍とかの革命戦士たち。このDVDを見ても、やっぱりぜんぜんわかりません。「総括」ってなんなの? 自己批判しろ!とかいって、すぐに仲間を殴ったり、処刑したりするじゃないですか。「もっと革命的になれよ!」というでしょう? 内部分裂してる場合じゃないと思います。結局、怒りの矛先を手近な対象で解消していただけじゃないですか?
なんだか、どこかの新興宗教みたいな気がしました。洗脳されつつあるし、逃げ出したくても逃げられない状況で、お互いを監視するような関係になっているし。これは、いじめと同じ問題かも。ボスがいて、やれといわれれば従わざるを得ない状況。いじめに荷担しなければ、じぶんもいじめられてしまう。それと同じじゃない? いま、60才前後のひとたちが、40年前にこんなことを経験していたなんて思うと、見る目がかわります。もちろん全員がこんなひとたちばかりじゃなかったと思うけれど。
「総括」って、ほんと、なんですか? 便利なことばだと思います。

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]

*1:2009年3月8日