なのはなテレビ

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The Day After Tomorrow

寒いのが苦手なので、ぶるぶる震えながら見ました。
地球がわりと温暖な惑星なのは、熱しにくいけど冷めにくい水というものが地表の大部分を占めているからだということを、学校で習ったような気がしています。しかも地球には海流というものがあって、暖かいところから寒いところへと、あるいはその反対にも海水が循環していて、それがまた地球全体の熱が平均化することに貢献しているのだということも、なにかで読んだことがあります。
この映画では、地球温暖化が進んだ結果、極地の氷が溶け淡水がどっと海に流入して、塩分濃度が変化したために海流に変動が生じました。そのために北半球の気象が想像がつかないほどに激変。超巨大な竜巻が発生したり、マンハッタンを海底に沈めるくらいの大津波が発生したり、人々がパニックになっているところに追い打ちをかけるようにものすごい低気圧が襲いかかります。この低気圧はよくある熱帯性低気圧じゃなくて、陸上で発生した超弩級低気圧なのです。その低気圧が対流圏から極低温の空気を引きずり下ろしている、って映画では解説していました。
映画の中でさりげなくマンモスが登場します。展示物としてなんですけど。凍土の中から発見されたこのマンモスは、胃や口の中から未消化の草が見つかりました。それはどういうことかというと、ある日のんびりと草を食べていたこのマンモスは、とつぜん瞬時に凍死してしまったのです。マイナス何百度で瞬間冷凍です。過去に何度となくくり返された氷河期が、いままた現代に甦りました。温暖化の結果、氷河期になるなんて、考えたこともありませんでした。