なのはなテレビ

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哀しくてやりきれない

大阪で起きた実の娘を折檻して殺してしまった事件。どうして母親なのに、じぶんの娘を守ってあげられなかったのか。それどころか虐待していたのか。昔見た映画「愛を乞う人」でも、愛し方を知らない母親が娘を虐待していました。しかし、どんなに親から暴力をふるわれても、それでも子どもには親しかいないのです。亡くなってしまった聖香ちゃんも、やはりお母さんがだいすきだったそうです。
こういう児童虐待事件が起るたびに、どうして周囲の人がもっと気をつけてあげなかったのかと思います。近所の人は日頃からわかっていたはずでしょう。それから学校の先生たち。虐待されてる児童は、ちょっと気をつけて見ればわかるはずです。そして、実のお父さん。双子の妹さんが逃げてきた時点で、なぜお姉ちゃんも助けに行ってあげなかったのでしょう。
こうして思うと、聖香ちゃんが助かるチャンスはいくつもあったはずなのに、それらを見過ごしてきた大人たちのせいで、かわいそうに9歳で殺されなくてはならなかったのです。どんなにつらくて、悲しくて、怖かったことでしょう。そのときの聖香ちゃんの気持ちを思うと胸がつぶれそうです。