自転車三昧

高千穂遙さんの「自転車三昧」を読みました。
ばりばりのローディだとばかり思っていたら、日常的にはママチャリを大活用していらっしゃるそうで、意外でした。
高千穂遙先生がなぜママチャリを愛用していらっしゃるかというと、それには理由があります。ひとことでいうと、スーパーの駐輪場に高価なロードバイクを駐められるか？　なんです。
ふだんわたしもよく見かける光景に、ドミノ倒しのようになぎ倒される自転車というものがあります。あれは安いママチャリなら許容範囲内ですが、高価なロードバイクで同じような目にあったら、怒りを通り越して悲しくなると思うんです。フレームにちょっとでも傷がついたらたいへんです。わたしがいま乗っているママチャリ倭葉スペシャルバージョンでさえ、倒されたりしたら大ショック。これでも最近はだいじに乗っているんですよ。あと高千穂先生は、ロードバイクはすぐに盗まれるから、気軽にお店に立ち寄ることもできないと書かれていました。一本木蛮さんとの共著「じてんしゃ日記」を読むと、サイクリング中にトイレにはいるときはいっしょに連れてはいるのだそうです。それくらいロードバイクは盗まれやすいものなのだなぁとわたしも肝に銘じておきます。ところでわたしのトライクロスはいつ納車されるのー！？　待ちくたびれちゃいます…

自転車三昧 (生活人新書)