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地上最強の生物 クマムシ

そういう生物がいることは、以前から知っていましたが、くりらじポッドキャスト番組「ヴォイニッチの科学書」で取り上げられていたのを聴いて、あらためてすごい生物だな〜って思っています。
クマムシ
はてなキーワードの解説を読んでもわかるとおり、このクマムシは乾燥状況におかれると、無代謝状態に変異するのです。無代謝状態というのは、要するに人間でいうところの「死」です。厳密にはちがうのかもしれませんが。わたしのイメージでは、植物のタネに近い状態ではないかと思うのですが。
タネになったと仮定しましょうか、このときのクマムシくんは、とにかく強い強い。摂氏マイナス253度つまり絶対零度近い低温でもへいき。これはつまり宇宙空間の温度といってもいいでしょう? 上は摂氏151度。これ以上にすると燃えてしまうのかしら。いくら強靱でも燃えてしまったら生き延びることはむりでしょうけど。そのほか、6000気圧の超高圧にも耐えるそうです。6000気圧といったら、深度6万メートルの海底でしょう? 地球上にはあり得ませんよね。日本海溝は、それほど深くなかったような?
このように、どんな環境にもくじけないクマムシくんなので、地球上のどこにでもいるようです。
クマムシって、いったい何者? どうしてこんなに生命力強いの?
クマムシゲノムプロジェクト ←ここおもしろいです。
それからこの本↓

クマムシ?!―小さな怪物 (岩波 科学ライブラリー)

クマムシ?!―小さな怪物 (岩波 科学ライブラリー)